Training and using our noses is a way of being intimate with oneself.
エッセンシャルオイルのブレンドを学ぶ事は、絵を描いたり、美味しい食事を調理するのと同じように、熟練した技が必要です。最初は様々な天然香料に慣れる事です。色々な異なる香に慣れてくると、徐々にではありますがバランスのとれた相乗効果のある香を作り出す事が可能になります。実験を恐れずに、自分の創造性を発揮して、香りの世界を探求してください。正確に測定し、ブレンドについて綿密な記録を取ることも必要です。

“When we peel an orange, walk through a rose garden or rub a sprig of lavender between our fingers, we are all aware of the special scent of that plant. But what exactly is it that we can smell? Generally speaking, it is essential oils which give spices and herbs their specific scent and flavour, flowers and fruit their perfume”. The Encyclopaedia of Essential Oils, — Julia Lawless
ブレンドオイルを作るにあたり、まずは「誰のために作るのか、どの様な効果をもたらすのか」、を考えましょう。どの様な『相乗効果』を作り出すのか、例えば天然の香りや気分を高揚させる為としてか、ムードエンハンサーとしてか、もしくはセラピューティックブレンドか、テーマを持つ必要があります。『相乗効果』の定義は、作り出した全ての成分の総計が、個々の成分よりも大きい事です-言い換えれば、強化された側面をもつ事です。
新しいブレンドオイルを作る最も面白い点は、プロセスそのものにあります。ブレンドに新しい要素が加わるたびに、全体の印象を変えてしまい、ほんの少量加えるだけでも、まったく予期しないものを生み出すことがあります。例えば、柔らかいフローラル調のブレンドに、クローブやブラックペッパーのような全く異なる要素を加えると、より効果的なものになることがよくあります。しかし、スパイスが強すぎると、フローラル調の繊細さが一瞬で損なわれてしまいます。また、香りを調和させるためには、同じ香りの仲間や化学成分を含む香りをいくつか取り入れることが重要です。
「香水作りにおいて、鼻を使う訓練はとても重要ですが、しかし、それは自分自身の心と繋がる方法でもあります。意識して香りを嗅ぎながら自分と向かい合うことが、瞑想的な体験です。理屈ではない感覚を感じながら、心が静まるのです。道元禅師の「只管打坐」という瞑想法は、身体への気づきの練習です。この方法を効果的に使うには、自分の意識を思考の流れから遠ざけ、身体に置くことが必要である。この方法は、心が月の中のウサギのように飛び回っているのに対して、体は常に存在しているため、うまくいくのです。瞑想が確立されると、体と心が調和し、良寛の詩のように、私たちは透明でクリアな存在になることができます。私たちは、そのような香りの実践を目指さなければなりません」アレック・ローレス





