From ancient times, essential oils have been valued as healing & cosmetic
agents.
古来より、エッセンシャルオイルは癒しや化粧品として、特に若返りやアンチエイジングの効果があると評価されてきました。現在、科学的な研究により、エッセンシャルオイルの伝統的な使用方法の多くが確認され、また新しい貴重な発見がなされています。例えば、エッセンシャルオイルは、私たち自身の生物学的活性と相互作用し、基礎的な分子レベルでスキンケアに効果的である事が分かってきているのです。
「試験管や生体内での研究が増えてきて、エッセンシャルオイルの特定の作用(特に抗炎症、抗菌、抗真菌特性)が記されています。ベラックとラシーヌ(2003)は、いくつかのエッセンシャルオイルの抗炎症作用のメカニズムは、表皮や他の組織における酵素反応の阻害であると推測しています。彼らは、32のエッセンシャルオイル、10のアブソリュート、26の化学成分を試験し、炎症を引き起こす複雑な場合に重要な酵素である、5-リポオキシゲナーゼを阻害する能力を評しました。アロマテラピーで炎症に用いられるオイルの多く(ミルラ、コパイババルサム、ヒマラヤスギ、サンダルウッド、ジュニパーベリー、ジャーマンカモミールなど)は、強い活性から良好な活性を持っていたのです。著者は、他のエッセンシャルオイル、主に柑橘類が試験管内て強い活性を示した事に驚きました。アロマテラピーでは炎症のためには使われていないからです」(Leonardearlstine, 1999) (Leonard Pearlstine, Aromatherapy Science 2006. 'AromaScents Journal 35)

“When we peel an orange, walk through a rose garden or rub a sprig of lavender between our fingers, we are all aware of the special scent of that plant. But what exactly is it that we can smell? Generally speaking, it is essential oils which give spices and herbs their specific scent and flavour, flowers and fruit their perfume”. The Encyclopaedia of Essential Oils, — Julia Lawless
マッサージは、今日、アロマセラピーの実践で最も一般的な方法です。エッセンシャルオイルの部分的な塗布は、特に現代のストレスに関連する多くの症状に適用する場合、タッチ(触れる)効果と、物理的なマッサージ技術の有益な効果と組み合わされて、強力な治癒方法を作り出します。しかし、この場合、エッセンシャルオイルはどのように作用するのでしょうか?科学的な研究により、それぞれのエッセンシャルオイルに含まれる成分が、皮膚に塗布されることで体内に吸収されることが確認されました。
"エッセンシャルオイルが皮膚から吸収される事は、Jager(イェーガー1992)によって観察されました。2%濃度のラベンダーを腹部に塗布した場合、10%が全血液循環に吸収され、20分後に血漿レベルがピークに達しました。リナロールと酢酸リナリル(ラベンダーの油の有効成分)は、90分後にゼロに低下しました。塗布後この間、ラベンダーオイルの成分は毛細血管を経由して組織に循環しました。より高いレベルでの吸収は、脳への直接経路を持つ、鼻の高血管篩板を越えて行われる可能性がある(イェーガー1992)」と述べています。
このように、アロマテラピーでは、エッセンシャルオイルを外用すると、血液を介して体のさまざまな部位に運ばれ、皮膚の表面だけでなく生体の内部に影響を与えることができます。実際、精油の成分が皮膚から吸収されて内臓に到達することは、現在ではよく認められています...実際、皮膚パッチの使用は、投薬の一般的なメカニズムになっています。
しかし、アロマセラピーであまり理解されていない点は、吸入された芳香分子が肺によって吸収され、精油の化学成分が内部組織に達するのに、速効に機能しているという点です。エッセンシャルオイルは、鼻、気管支、肺の薄い膜から血流に吸収され、皮膚から吸収されるよりもはるかに速く吸収されるのです。したがって、マッサージやお風呂、シャワー、スチーム、ルームフレグランスなど、エッセンシャルオイルを吸い込むと、そのエッセンシャルオイルの効果は、ほとんど瞬時に化学的なレベルで私たちに影響を与えるのです。同時に、吸入された分子は嗅球の神経に反応し、気分や記憶などの要素をコントロールする大脳辺縁系に神経メッセージを伝達するのです。これが、特定の香りや香水が、私たちの感情の構成に即座に影響を与えるわけです。エッセンシャルオイルは、香水やルームスプレーのように気分を高揚させるだけでなく、肺の組織から吸収される際に分子レベルで作用するため、吸い込むだけで心理的・物理的に直接的な影響を与えることができるのです。
このプロセスの複雑さは、リチャード・アクセルとリンダ・バックが嗅覚受容体の発見により2004年にノーベル生理学・医学賞を受賞し、個々のにおいごとに受容体の組み合わせが異なる事を実証しました事により証明されました。 複数の受容体がそれぞれ限られた香りのコードを識別することで、私たちは1万以上の異なる香りを識別し、記憶することができるのです。
エッセンシャルオイルはヨーロッパの一部の地域では医者により処方されていますが、非常に濃縮されており、いかなる場合においても内服での使用はお勧めしません(日本ではエッセンシャルオイルは薬ではありません。内服での使用は禁じられております。ご自身の責任のもとで正しくお使い下さい)





